旅するデニム 〜 ドイツからの手紙 vol.6 〜

短い春のたのしみ ドイツでも桜が咲く季節になったと思えば、初夏の様な日差しに草木が青々と輝いている。職場のコックさんは「ドイツの春は短い、桜はひと雨来るまでのほんの僅かの間だけ」と言って笑っていた。 こちらでは、千光寺公園の様にたくさんの桜が植えられているわけでもなく、桜並木も無い。それぞれの家の庭にスクッと立った桜が花を広げている事が多い。驚いたのは壁に沿わせて桜を植えている家が沢山あることだ。日本人として、公園のぼんぼりの下で桜を見る事ができないのは寂しいけれど、自分の家で桜を眺める事が出来るのもドイツの大きな家の楽しみ方かもしれない。 ドイツの洗濯機で洗う 前回、デニムの洗濯をする事にしたが、今使っている洗濯機には「JEANS」という洗濯モードがある。デニムを洗う為の設定を見たのは初めてだったので、大手の家電量販店に見に行ったところ約半数の洗濯機に「JEANS」モードがあり、驚いた。ドイツでデイリーウエアとして深く根付いている事が良く分かる一面だ。このモードを使うと「30度で1時間」の洗濯が始まる。今までデニムは冷水で洗っていたけれど、せっかくなのでドイツ式に洗う事にした。今後、どんな風に変わって行くのか楽しみだ。

2018-12-03T15:11:53+09:002015. 04. 27|

旅するデニム ~ドイツからの手紙vol.5 ~

すっかり、大分キャラバンで温泉に味を占めた私たち。身体が温泉を求めている。そんなタイミングで、「旅するデニム 〜ドイツ〜」の堀江さんからお手紙が届いた。ドイツの温泉事情を聞くと「ドイツにも温泉はあるんだけど、37-8度と低めで物足りないです。温泉というか温水プールに何時間も入るってのがドイツ式みたい。大型の温水プール施設には大抵サウナがあるよ。寒くなったらサウナに入る様子。その中でも人気プール施設は、20種くらいのサウナがあったり、プールでアルコール飲めたりとかなり娯楽施設。注意すべきは……移動以外は混浴。サウナも混浴。タオル巻いてプール、サウナはNGってことかな…慣れたけど度胸が必要」だそう。 やっぱり日本の温泉文化って素敵。はやくも、尾道デニムの1本がドイツに渡って2ヶ月。尾道文化とドイツ文化が入り混じったデニムは、どのように変化しているのでしょう。 […]

2023-10-27T19:40:15+09:002015. 03. 27|

旅するデニム ~ドイツからの手紙vol.4 ~

「旅するデニム 〜ドイツ〜」の堀江さんは、現在ドイツ語の試験を控え、勉強真っ只中。試験の息抜きに、バイエルン(ドイツ)の催しにお出かけ。美味しいビールを昼間から飲み、こんな風景を眺めて過ごす…。いつかは自分の眼でも見てみたくなる。海外の暮らしには、日本とは異なる暮らしの中の楽しみがある。真面目さや勤勉さがドイツ人の特徴だと聞くことが多いが、堀江さんの手紙を読んでいると、きちんと働き、遊ぶ時は遊ぶ…と、自分の人生を謳歌している人が多そうな印象を受けた。 […]

2023-10-27T19:40:16+09:002015. 02. 23|

旅するデニム ~ドイツからの手紙vol.3 ~

「旅するデニム 〜ドイツ〜」の堀江さんは、旅人だ。尾道デニムを連れて、いろいろな国へ旅をする。日本は春の訪れを控えている中、ドイツへ旅立ったデニムは、尾道では体験できない冒険を日々重ねているようだ。 […]

2023-10-27T19:40:17+09:002015. 02. 15|

旅するデニム ~ドイツからの手紙 vol.2~

「旅するデニム 〜ドイツ〜」の堀江さんが住むドイツへデニムが旅たち1ヶ月が経とうとしている。尾道からドイツ、今回はアイスランドへ連れて行ってもらっているデニムは、今、何を感じているだろう。少なくともわたしは、毎回このお便りを読みながら、海の向こうに拡がっている風景に憧れ、見惚れています。 […]

2023-10-27T19:40:18+09:002015. 02. 02|

旅するデニム 〜ドイツからの手紙〜

「旅するデニム」企画のpart.1でもご紹介させていただいたドイツで働く堀江さんは、この尾道デニムを知り、今住んでいるドイツの人口の大半がデニムを着用していることに興味を持ったそうだ。そこで、ドイツの国のデニム事情を伺った。国によって、働く格好が違うことは当たり前のことですが、デニムを履いて働く文化が日本にも根付いたら素敵だと思った。 […]

2023-10-27T19:40:19+09:002015. 01. 28|

旅するデニム 〜尾道からドイツへ〜

「旅するデニム」とは? 国内外問わずデニムを穿く事で体験を共有し、時間をかけて本当に良い物の価値を実感していき、みんながデニムを育てることや人とのご縁を愉しんでいく…ONOMICHI DENIM PROJECTの旅するデニム企画を、いよいよ今月からスタートします。 「国内外を舞台に、尾道デニムの意思を受け継いだ方達によって1本のデニムに別の新たな物語を刻み込む。そして、唯一無二のデニムを創り上げていく。デニムを穿く方と共にデニムが巡っていく国の文化、そこに住む人々の価値観をシェアしていこう」という企画です。 旅するデニムの主人公 尾道の方たちから始まった尾道デニムは、海外で働く日本人の方や日本に住む外国の方、世界一周をする旅人だったりと様々な方に受け継いでいきます。穿いていく方が、そのデニムを彩る主人公。 尾道デニムの旅のスタイル 人が違えば、日々起こる事も違う。旅のスタイルも物語も様々。 ・例えば、尾道デニムが旅の相棒になり、各国をまわったり… [...]

2023-10-27T19:40:20+09:002015. 01. 21|

旅するデニム / SHINGO HORIE

▼堀江伸吾さん:プロフィール 三重県奥伊勢出身。16歳の時に父に誘われたスキューバーダイビングにハマり、学業そっちのけでダイビングためのバイトに励む。高校3年になる前から尾道海技学院を知り、ダイビングインストラクターになる夢を抱き高校卒業。尾道で海技学院に入学。この頃からバイク、ヒッチハイクで各地を旅する様になる。同級生と向島の寮で生活し、2年後卒業。卒業後、ダイビングインストラクターとして就職。初めての給料で寝袋とテント購入。山口県、鹿児島トカラ列島、沖縄本島を転々と仕事をする。22歳の時「このままでいいのか?」と自問自答。ダイビングの能力を活かしつつ人助けをしたい。という思いから、海上保安庁に入庁。入庁後、潜水士、特殊救難隊として救助活動に専従しつつ、休暇では海外一人旅を続ける。3.11発生後、組織ではなく自分自身の力で人の役に立ちたいと考えていたところ、ドイツ旅で出会った知人がドイツ移住を勧める。悩んだ末、2014年1月渡独。現在、ドイツ政府の運営するBFD(ボランティア活動組織)に所属し、宿泊研修施設にて就労。ドイツ語を勉強しつつ、自分探し中。 趣味:登山、革カバン作り / 好きな言葉:かぜの音は、じぶんが歩き出しても聞こえてくるんだ。 ▼ドイツでの職業 ドイツ政府の運営するBFD(Bundes Freibilligen Dienst:ドイツボランティア活動)という組織に所属。宿泊施設を有する研修所に派遣中。最大1年半の雇用期間があり、滞在許可と健康保険、月約400ユーロの給料。仕事内容は部屋や庭の掃除(雪かきや芝刈り、畑仕事も…)調理、ベットメイク、接客etc。肉体労働にヒーヒー言いながら就労中。次年度から日本人が10人しかなっていないドイツの医療士になるために、大学進学のためドイツ語勉強中。

2023-10-27T19:40:21+09:002015. 01. 07|
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