アメリカ合衆国ポートランドで育ったデニムたち

アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド。アメリカ合衆国北西部、西海岸寄りに位置するポートランドは全米一住みたい街にも選ばれる、大きな川と山に包まれた自然豊な街です。 美しい景色です!自然と街が融合した温もりを感じますね。公園や橋、自転車専用道路が整備されるなど環境認識がとても高い街だそうです。地ビール醸造所やコーヒーショップも有名で、市内のワシントン公園にはトロッコ列車が走る動物園や伝統的な日本庭園もあるそうです。なんだかイメージするとワクワクしますね^^ そんなポートランドに、「ポートランドと日本を繋ぐ架け橋に」と、ポートランド観光や留学支援などのサービスを行う「US-J Connect Inc.」という会社があります。こちらの代表をされている宮石さんは日本の方で、2017年の1月に尾道へ来られた際にDENIM SHOPで始めてお会いしました。そして尾道デニムプロジェクトの取り組みやコンセプトに共感いただき、「ポートランドで働く人にもデニムを穿いてもらいポートランドの街や人の魅力をお伝えしたい!」と、仕事仲間や友人の方用にNEWデニム+ODP参加権をご購入いただきました。 ※US-J Connect Inc.についてはこちら http://www.us-jconnect.com/ [...]

2023-10-16T18:28:33+09:002018. 10. 02|

PJ001の委託販売デニム登場!!

尾道デニムプロジェクト初のプロジェクト用オリジナルデニム<PJ001>。 デビューから5ヶ月が経ち、尾道のプロジェクト参加者さんや全国のお客さまからもたくさんのご支持をいただき、少しずつですが皆さまに愛されるデニムに育ってきました。 「ハードな使用にも耐える丈夫さ」 「心地良いフィット感と穿き心地」 「カッコよく働けるスタイリッシュさ」 PJ001は、5年に渡りUSEDデニム創作を続けてきた経験と、私たちのデニムへの愛情やこだわりを詰め込んだ渾身のオリジナルデニムとなっています。 開発に当たり2017年秋にクラウドファンディングで開発資金の支援を募らせていただき、ご支援いただいた皆さまへ完成したデニムにシリアルNo.をスタンピングしてお礼とさせていただきました。デニムが完成したのは2018年4月中旬。それから5ヶ月、シリアルNo.00004のお客さまから昨日、PJ001の委託販売を承りました。 そのデニムがこちらです!! このデニムを育てた方は岐阜県にお住まいの庭師さん。作業着としてお仕事で毎日穿き、週に1回の洗濯を基本に夏場は2日穿いたら洗濯といったペースで穿き込まれたそうです。 穿き込み途中でご依頼いただいた裾のリペア部分。 [...]

2023-10-16T18:28:33+09:002018. 09. 24|

目を見張るほどのODP001の色落ち

先日お客さまから1本のデニムがSHOPに届きました。何だろうと開けてみてビックリ!迫力の色落ちの見たことのあるデニムが。 そう。尾道デニムプロジェクトオリジナルデニム第1弾として2016年3月にデビューしたODP001です。岐阜県養老郡で造園業(庭師)をされているお客さまから左脚のモモ部分のリペアをご依頼いただいたものでした。 、、、それにしてもスゴイ。めちゃめちゃカッコいい!お聞きしたところ作業着として日々のお仕事でガンガン穿いてくれているそうです。「仕事柄土や石、木などに触れることが多く、そんな色が自然と付いてしまいます。」とのこと。 ODP001は今でも人気のデニムとしてロングセラーとなっていますがこれほど穿き込まれたものは始めてかもしれません。横や後ろからもご覧ください。 デニムのルーツが作業着だったこと。そしてODP001が尾道のワーカーのアイデアから生まれたワークパンツであることを思うと、まさにこのODP001はデニム冥利に尽きるのではないでしょうか?これだけ穿いてもらえたらデニムも喜んでいると思います^^ ちなみにコレが元の新品です。 お仕事で穿くことができない方や、じっくり濃い色を楽しみたい方などデニムとの付き合い方は人それぞれ。私もどれだけ穿き込んでもこんな色落ちにはならないはずです。本当にデニムは穿き手の個性を映す鏡みたいなものですね!奥が深いです。 皆さまもデニムライフを楽しんでください!そしてその相棒に尾道デニムを選んでいただけると嬉しく思います^^

2019-01-06T12:35:01+09:002018. 09. 15|

デニムはキツめを買えってホント??

こんにちは。ONOMICHI DENIM SHOPです。 皆さんはデニムのサイズ選びで悩んだことはありませんか? お店の店員さんと相談していて「伸びるんでキツめの方が良いですよ」って言われたことはありませんか? はい。実際デニムは穿いていると伸びてきます。下の写真はPJ001をスタッフが1ヶ月ほど穿いている(その間洗濯は3回、洗濯後に着用7日目)ものですが、見るからに伸びてますよね!なんだか恥ずかしいですが。。笑 こちらのサイズはW31。新品の状態でウエスト実寸は約82.5cm。これをスタッフのデニムと重ねてみると、、 こんなにも!?です。スタッフの伸びきったデニムを計ってみるとなんと実寸87cm!新品と比較すると4.5cmも大きくなっています。そしてヒップ周りやモモのあたりもこんな感じに差が! 言葉で「伸びますよ~」と言われてもにわかには信じがたいですよね。でも実際こんな感じです。 ただ一つ大事な注意点が。それは伸び方はデニムによって大きく異なることがある、ということです。 [...]

2024-02-12T15:29:00+09:002018. 08. 17|

尾道デニム写真集 page37

LOT No.475A 職業:ガラス職人 MODEL:RESOLUTE 710 SIZE:W76cm/L69cm(W31/L30) price:¥38,800+tax 本日はとっても可愛いガラスの御守りを作っておられるガラス職人さんのデニムをご紹介したいと思います。 とってもシンプルで女性らしい色落ちのこちらのデニム。体を大きく動かしたり外での作業ということはあまりないので、ゴリゴリのヒゲやアタリが付いているわけではありませんが、全体的に柔らかい優しいブルーになっています。 このデニムの特徴は膝上の色落ち。なぜここが色落ちするのかというと、ガラス棒を切ったり熱したガラスを冷やす作業などは、台の下ですることが多く、その際に腿で支えているからのようです。 [...]

2019-01-13T16:31:02+09:002018. 08. 12|

尾道デニム写真集 page36

LOT No.513A 職業:棺職人 MODEL:RESOLUTE 710 SIZE:W82cm/L75cm(W33/L32) price:¥38,800+tax 家具作りが盛んな備後地方。尾道市や福山市の山側や府中市は家具の街として栄え、最盛期ほどではないそうですが今も多くの家具屋さんや家具工場が集まっています。そんな中、とあることがきっかけで繋がりを持たせていただいた棺工場さんがありました。「棺」と聞くと、失礼ながら縁起が悪いのでは?と思われることもあるかと思います。ところが実際は全くの考え違いで、この工場の職人さんはじめ皆さんの想いをお聞きして目が覚めるような気持ちになりました。 「棺とはただの木で作った箱ではない。人の姿がこの世で最後に存在し、今生に別れを告げる特別な場所だと思うんです。」 それは着飾った言葉ではなく、大切な人を想う心が生んだ力強い言葉に聞こえました。ですから皆さん、自分が作る棺には気持ちを込めて大切に作っておられるのです。 [...]

2019-01-13T16:30:28+09:002018. 08. 12|

尾道デニム続々と完成しています!

こんにちは。 ONOMICHI DENIM SHOPでは、本格的な夏を目前に続々と魅力的な尾道デニムが完成しています。色合いや雰囲気、ダメージなどどれも個性豊なデニムばかりです。 シェフのデニム 住職のデニム 陶芸家のデニム もちろんリアルユーズドデニムなので尾道デニムは全て1点物。穿き込んだワーカーによって体型が違うのでサイズもバラバラですが、それでも不思議と自分にフィットするものが見つかってしまうから不思議です。 なぜなら尾道デニムを穿き込むワーカーはなんとおよそ100名もいるからなんです。その職業も人柄も様々で、これこそが尾道デニムの面白さと言えるのではないでしょうか。 あ、それと大事な事をひとつ。尾道デニムは圧倒的に高いクオリティを持っています。きちんと洗濯を行い、毎週のようにデニムの経年変化を追いながら1年間愛情を持って創っているからです。ぜひそのクオリティも実際に手にとってご覧いただければと思います。 [...]

2019-01-13T14:28:28+09:002018. 07. 14|

プロジェクト用オリジナルデニム<PJ001>完成!

ユーズドデニム創作プロジェクトを通して、備後地方のデニムの魅力発信と尾道の街の魅力発信、さらには日本のものづくりの素晴らしさを発信すべく活動する『尾道デニムプロジェクト』。 プロジェクト立ち上げから5年の経験を踏まえ、初めてスタンダードな5Pデニムの開発にチャレンジいたしました!様々な職種のワーカーたちと日々コミュニケーションを続けてきたからこそ見えてきた、「こんなデニムがあればみんながもっと快適に、そしてカッコ良く働けるのではないか」という理想のデニム像。尾道のワーカーはもちろん、世界中の方にデニムの魅力をお伝えしたい!そんな強い思いで開発に取り組んできました。 開発秘話や苦労話はたくさんありますが、それはおいおいご紹介するとして、今日は完成したデニムを皆さまにご紹介したいと思います。 まずはシルエット。 あくまでもベーシックなレギュラーストレートの範囲内で、少しだけ腰周り~膝のフィット感にゆとりを持たせています。そして膝~裾にかけては程よく絞りを入れており、野暮ったさは無く、全体的にとてもスッキリとした印象です。股上は安心感のある深さとしながらも、身体の動きを邪魔しない作りとなっています。 フロントはボタンフライ仕様で、すべてのボタンとリベットには「ONOMICHI DENIM PROJIECT」の刻印が入り、裏側の脚には「BINGO」と刻印が入っています。 肝心な素材は、備後地方のデニム生地メーカーさんと一緒に開発したオリジナルセルビッジデニム。耳は経糸を3本織り込んだオリジナル耳となっており、ロールアップしても爽やかな印象です。クラシカルなインディゴブルーの経糸と、リサイクルコットンを使用したこだわりの緯糸で織り上げられたデニムは、14.5オンスと肉厚ながら快適な穿き心地となっています。 しまなみ海道の因島の革工房で1枚ずつ手押しされる革パッチ。薬品による加工はあえて施さず、縮みや擦れなどデニムとともに経年変化を楽しんでいただけます。 [...]

2019-01-13T16:31:25+09:002018. 04. 21|

引き継がれるストーリー

尾道デニムとはご存知のように、尾道のワーカーが1年間ワークパンツとして穿き込んだリアルユーズドデニム。加工で色を落とすのではなく、穿き手のストーリーが1本1本に刻まれた個性豊な世界に1本のデニムです。 尾道デニムショップでは、そのストーリーをお伝えしながら気持ちを込めて尾道デニムを販売させていただいています。 今からちょうど2年前の2016年3月31日、ご結婚されたばかりで新婚旅行へ穿いていくデニムを探しに来てくれたお客様。旦那さまは漁師さん、奥さまはラーメン屋さんのデニムをお選びいただきました。  良くお似合いで素敵なおふたりですね^^ そしてつい先日、奥さまがかわいいお子さんを連れて再びDENIM SHOPを訪ねてくれました。その手には見覚えのある2本のデニムが。あれからイタリアへの新婚旅行へデニムを穿いて行っていただいたそうです。その後もすごくたくさん穿いて穿いてダメージが出てきたのでと、リペアのご依頼にお持ちいただいたのでした。 そのデニムがこちら! なんとお買上げいただいた2年前よりもグッとカッコよく見事な色落ちになっています。 尾道デニムは尾道のワーカーが穿き込んだユーズドですが、この時点ではまだ完成していないんだ、と改めて実感!そのストーリーを引き継いでいただいた方と共に新たなストーリーが刻まれていくんです。こんなにも大事に、そしてたくさん穿き込んでもらった尾道デニムは幸せだなぁと、とてもHAPPYな気持ちになれた瞬間でした^^ 皆さまもぜひ一度、尾道デニムに脚をとおしていただきその魅力に触れていただければと思います。

2023-06-15T21:14:45+09:002018. 04. 01|

RESOLUTE 710と711はどう違う?

こんにちは。ONOMICHI DENIM SHOPです。 よくSHOPで聞かれることに「RESOLUTEの710と711はどう違うの?」というのがあります。 細かく説明すると色々あるのですが、SHOPではついつい簡単に「特にシルエットが違いますよ。あとは生地の厚みも少し。」と済ませてしまうことが多々。。アレコレ説明しだすと長くなるので、お客様がそのタイミングで知りたいであろう情報を予測して極力簡潔に答えてしまっています。 そこで今日は少し詳しく違いをご紹介しますね。と言っても、何年代のビンテージをベースに云々の様なウンチク系は省略。実際に穿いた時のシルエットの違いや穿き心地の差を、あくまでも私なりの私見でお話しします。710は持ってて711を穿いたことがない方や、穿き比べてみたい方はぜひ参考になさってください。 ☆生地の違い☆ 710の生地は約13.75オンスで711の生地は約13.13オンスと711の方が少し軽く、肉が薄い分穿いた時の柔らかさも少し711の方が柔らかいです。基本的に経糸(タテ糸)は同じ番手なのですが、緯糸(ヨコ糸)の番手が711はひとつ細いため軽さが出るのです。ゆったりしたシルエットの711には適度な落ち感と柔らかさが好相性ですね。 ☆レッグラインのシルエットの違い☆ フィット感の強い腰周りとヒップ、そして膝も細めで裾へかけて自然なテーパード(裾細り)ラインを描く710のパターン。きれいなシルエットで且つ背筋が伸びるような独特の穿き心地が特徴で、さすがにコレがメイン品番!と唸らせる素晴らしいデニムです。一方711はというと、こちらも腰周りとヒップはフィット感が強く、太目のデニムにありがちなヒップ周りがダボつくような野暮ったさはありません。そして腿~膝~裾にかけて絞りが入らずストンっと落ちるような太目のストレートレッグになっています。分かり辛いかもしれませんが、同じウエスト30インチを重ねた上が710で下が711です。 [...]

2023-06-15T21:09:30+09:002018. 03. 02|

【プロジェクト用オリジナルデニム開発】経過報告

こんにちは。尾道デニムプロジェクトです。しばらく間が開いてしまいましたが、オリジナルデニムの製作は着々と進行中です! 今日は1/4からサンプルを穿き込んでいただいている鉄工所の職人さんのデニムの経過報告をしたいと思います。もう1本のデニムと1週間毎に交互に穿いているので実際には約1ヶ月の穿き込み日数ですが、セルビッジや裾のアタリもしっかり付いてきました。 生地のオンスは約14.5ozとしっかりしているのに柔らかくて穿きやすい、と職人さんにも高評価をいただいています。 フロントボタンや革パッチも良い具合に馴染んできています。 こちらはサンプルで本番とは生地が少し異なるのですが、概ねイメージ通りの感じになっていると思います。本番の生地も完成しており、これから裁断に入ります。裁断が終わればいよいよ縫製、附属の取り付け、仕上げと進んでいきます。 皆さまもうしばらくお待ちください!

2019-01-13T15:00:28+09:002018. 03. 01|
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