お絵描きと旅の記憶
紅葉の秋、お絵描きの秋も過ぎいよいよ師走となりました。 思い返せば、この秋も「尾道デニム」とあちこちお仕事を兼ねた旅を共にしました。 愛媛ではお絵描きの後、「尾道デニム」から浴衣に着替え、 絵筆を湯籠に持ち替えて道後温泉にて湯浴み。 湯浴み客が街歩きを楽しみ、懐かしいような新鮮な様な。 温泉街の風情と夜風の心地よさは格別でした。 「子連れでもお仕事出来る社会がいいなぁ。」と考えたりすることがありますが、 [...]
紅葉の秋、お絵描きの秋も過ぎいよいよ師走となりました。 思い返せば、この秋も「尾道デニム」とあちこちお仕事を兼ねた旅を共にしました。 愛媛ではお絵描きの後、「尾道デニム」から浴衣に着替え、 絵筆を湯籠に持ち替えて道後温泉にて湯浴み。 湯浴み客が街歩きを楽しみ、懐かしいような新鮮な様な。 温泉街の風情と夜風の心地よさは格別でした。 「子連れでもお仕事出来る社会がいいなぁ。」と考えたりすることがありますが、 [...]
7月からおよそ2ヶ月間にわたり繰り広げられる郡上八幡の「郡上おどり」も今月のはじめに無事「おどり納め」を終えました。 毎年この時期は郡上おどりや川遊びに明け暮れて、暑さのせいもあって「尾道デニム」は少しお休みしてます。 しかし今年は「尾道デニム仲間」の伸吾君がドイツから一時帰国して遊びに来てくれたので「尾道デニム」で合流! 家の前の清流吉田川と「尾道デニム」‼︎ そして郡上八幡ならではの「下駄と尾道デニム」‼︎ 眩しいくらいの青空に清々しい夏の思い出です。 それにしても「伸吾くんの尾道デニム」とてもいい風合い。リペアして履いてると聞いて、伸吾くんと共に過ごしている時間やドイツの空気で出来上がったんだなぁと感慨深い。 「私の尾道デニム」はお絵描きの時間を共にしているので多少、塗料が点いたりしてきてるけど、まだまだ若い感じ。 しかし、これからの季節は 「芸術の秋」 [...]
春がすぐそこまでやって来てきました。花の蕾が日に日に形を変えて、虫達の姿を見かけるようになり、世の中がソワソワと活動しているのを感じます。この時期は春に向けてオープンするお店や改装をするお店やも多く、お絵描きのお仕事も増えてきます。 新築マンションのエントランスに英文を描く。 美味しいラーメンの食べ方を描く。 馴染みのお店のお料理の絵を描く。 店内に絵を描いたついでに「これも書いて♡」と看板も描く。 お店にちなんだ言葉を暗号にして壁一面に描く。 などなど、花から花へ飛び回るように、デニムを履いた春の虫はあらこちらのお店へイソイソと廻らせてもらっています。
今回は主に色鉛筆を使ってのお絵描き。 色鉛筆はとても好きな画材で自分に合っていると思ってます。 絵具のように色を混ぜないのに、色を重ねたり、筆圧を変えることでどんどんどんどん無限の色が生まれてくる。 今回はあまり複雑過ぎる色目にはせずに優しい色合いの動物をたくさん描きました。 そして掌に納まる小さな絵が… とっても大きくなりました‼︎ とあるショッピングモールのキッズスペース。 壁や天井に動物達の世界が広がりました。 出来上がりの様子を見に行ったとき、たくさんの子供が飛んだり跳ねたり転がったり、楽しそに遊んでいました。 絵のことなどお構いなしに。 [...]
普段はご依頼のあったお店に赴いて店内に絵を描くことが多いのですが、たまにパネルやキャンバスに描いたものを後で設置してもらったりもします。 […]
「松」「竹」「梅」などのおめでたい絵を惜しげもなく描かせてもらいました。 […]
先日、鳥取の倉吉市にお絵描きに伺いました。 「かづ枝さん、デニムだいぶ色が変わってきましたね!」と一緒に行った方から声をかけてもらった尾道デニム。 1日お絵描きするとペンキ汚れはないものの、無理な体勢で描くときや膝をついての体勢などデニムが私の体を護ってくれます。 その分、洗濯もすることが多く全体的に色が落ちてきて、だんだん「お仕事デニム」らしさが出てきてます。 今回は遠方のお仕事で顔馴染みの方も少なくいのですが、絵を描いていると「こんにちは!お久しぶりです‼︎」と明るい声がしました。 以前、別のお店でも取り仕切りをしていたスタッフさんでした。 今回、出逢えるとは思っていなかったので再び出逢えたことがとても嬉しく、変わらない明るさに心強くなりました。 私のお仕事は壁に向かって描くだけなのですが、やっぱりそれを取り巻く人との出逢いや気持ちで、「今回もいい絵を描くぞ〜‼︎」と益々張り切るのであります。 一度でも想い出深い出逢いもある。 再会で花が咲く出逢い。 [...]
空が高く爽やかな季節になり「尾道デニム」に足を通すと何とも言えない安心感と丁度よさです。 先日、大阪でのお絵描きの帰りに奈良に寄り道して、三輪山の檜原神社の前で葡萄園をしている方を訪ねました。 葡萄の房を持って、つまみぐいしながら散策。 葡萄の甘さと素晴らしい風景。 丘からは大和三山、箸墓古墳、二上山… その他の数々の遺跡が見渡せます。 檜原神社は「元伊勢」といわれ、宮中を出た天照大神が初めて宮を据えた場所です。 10月3日には檜原神社の鳥居から臨む二上山の真ん中に夕陽が沈んだそうです。やはり古のランドマークと天体の関わりには興味が尽きません。 遠い昔はどんな人がどんなことをしていたんだろう…と考えたり、その人達から今に伝わる風習や文化などを感じながら…ますます「旅心」が抑えられない、いい季節です。
「朝まで踊ったから眠た〜い」と言ったら「どこのパーティー行ってきたの?」と聞かれそうですが、ここは郡上八幡。勿論、「郡上おどり」ですよ。 […]
「日本の夏」と言えば各地色々な風景が想い浮かぶけれど、私の住んでいる郡上八幡では、兎にも角にも「郡上おどり」‼︎ […]
三重県津市にて壁画のお仕事です。 使い慣れた道具達。描くものに合わせて筆や刷毛を使い分けています。古い筆も沢山あるのですが、古い筆は新しい筆よりも使いやすい場合が多いので、好んで使っています。 普段なら2日間かけて描く量ですが、今回はスケジュールの都合で1日で仕上げます。とにかく筆を進めます。 カラーの絵や白1色で描く絵。空間に寄ってテイストを変えて描いたりもします。 描き始めてから13時間。ようやく完成。 日付が変わる前に描きあげれたことに感謝です。
最後のブルートレイン「北斗星」の旅。 夕刻、上野駅を出発して函館までの旅をしました。 「夜行列車」ではなく、初めて乗る「寝台列車」に心が躍ります。 食堂車の落ち着いた灯り。 テーブルクロスや陶器のお皿。 コックさんの白い帽子。 ウエイターさんの蝶ネクタイ。 キラキラ光るワイングラス。 思い思いに夜汽車での食事を楽しむ人達のおしゃべりやナイフやフォークの音。 見るもの聴くものすべてが温かく楽し気で、なんとも心地のいい夢を見ているようです。 [...]