こんにちは。ONOMICHI DENIM SHOPです。

突然ですが、い草と聞いて何を思い浮かべますか?そう、まず畳を思い浮かべますよね。他にも最近ではラグやインテリアとしても人気が高く、日本人には古来から馴染みの深い、独特の香りに心安らぐ素材ですね。
今日の尾道デニム写真集では、そんない草を栽培から仕上げまでこなす備後畳表の職人さんが育てたデニムをご紹介します。

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LOT No.318B
職業:い草職人
MODEL:RESOLUTE 710
サイズ:W91cm/L66cm(W38/L31)※裾上げ
price:¥38,800+tax

僕もい草のことを充分分かっているわけではないのですが、職人さんのお仕事風景を見ているとかなり根気の要る仕事です。もちろん植え付けから刈り取り、処理をして編み込み、と1年中同じ作業をしているのではなく季節毎に変化します。
先日伺った時は、伊勢神宮へ納めるい草の座布団(のような物)を手作業で編み込んでらっしゃいました。神官の方が神事の時に座るものだそうです。すごく大変なお仕事です。

そんな職人さんのデニムは、作業でよく擦れる太ももとひざ頭が自然と色が落ちています。激しく身体を動かすというよりは、じっくり根気良くお仕事されるデニムであることが伝わるような色落ちです。
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しっかり穿き込み、きちんと洗濯をすることで生まれるキレイなアタリ。
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デニムって本当に穿き方次第で表情が大きく変わるんです。それはもしかすると穿き手の気持ちによっても。面白いですね!!
加工では作れない本物の色落ち。そして1本1本に刻まれるストーリー。尾道デニムの一番の魅力は、見て、触れて感じるデニムの温もりにあるのかもしれません。

それではまた次回をお楽しみに!