これからご紹介するのは、PHASE 1の尾道デニムの創り手さんたち。(270名中の一部です)
我々が考える尾道デニムの格好良さとは・・・
日々、一生懸命働く方々のリアリティ。
1人1人が違う個性を受け入れ、
デニム1本1本の背景が、全部違う偶発性を楽しみ、
そして、その物語がノンフィクションであること。
その個性がデニムの色落ちにも表れ、デニムを通じて、尾道のまちの雰囲気=人々の空気感となって伝わる。
住職、農家、漁師、造船業、保育士、ラーメン屋、
みんな、尾道を愛し、日々を営んでいる。
どんな人にも仕事にも、それぞれ大切な役割があり、目に見えないところで助け合いながら暮らしていること。私も、尾道に来て実感しています。
本当に自分が魅力あるものを発信する仕事が出来たら・・・と思い続けていた1つの形が、私にとってONOMICHI DENIM PROJECTの企画・広報という立場を担わせていただくことになり、つくづく光栄に思います。
現在は、PHASE 2(2014年7月〜)として尾道を舞台に約90名の方たちと個性ある尾道デニムを創り上げる一方で、ONOMICHI DENIM CARAVANや、旅するデニムという企画により、尾道以外の方との交流が拡がってきています。初対面の方でも、尾道デニムがコミュニケーションツールになり、新たな出会いや繋がりが形になってきています。
これは、決してプロジェクトをやっている自分たちの力ではなく、前例のないことや運営側に至らぬ部分があっても協力し続けてくださる方、そして、そこに価値を見出してくださる方があって成立するプロジェクトです。
現在制作中のUSED デニム 180本(90名×2本)も、間違いなく格好良いです。そして、そのデニム1本1本の物語を、ここからさらに深掘りしてお伝えしていきたいと思います。