大分キャラバンから帰ってきたら、尾道は一気に春の陽気です。出会いもあれば別れもあるこの季節。少しソワソワしつつも、また新しい出会いや動きを想像してはワクワクしています。今回は、先日開催した大分キャラバンの感想をまとめてみました。

ー STAFF 小川香澄の感想 ー
第4弾の場所が決まるまで
あれは確か京都で開催していたキャラバン期間中。第4弾の場所などを考えはじめていたところ、カオサン京都のスタッフ上田氏から「カオサンは、別府にも博多にもあるよ〜」と一言。関東、関西と進出したキャラバン隊の次の行く先は九州と即決でした。そして、昨年末にロケハンへ。九州初心者の私にとっての情報源は、別府の大学に通っていたり、そこでART活動をしていた友人。事前に色々な方を紹介してもらい、年の瀬の忙しい時期に訪ねていったのでした。

温泉のある別府、そして、お水が美味しい日田の場所決定に至るまでの理由は非常にシンプルで、「良い仲間に巡り合えそうな予感がする」とか「温泉もあり、美味しいものもたくさんある町」など、デニムや尾道をPRすることに加えて、私たちも純粋にその土地を楽しめそうかどうかという点だった。その予感は的中。本当に濃い6日間になったのでした。

DAY.1-2 BEPPU
別府ではキャラバンの合間に、竹瓦温泉&別府温泉保養ランドというところに行きました。温泉って、みんながホッとできる最強スポットですね。旅の疲れを癒しながら、元気に6日間を乗り切れたのは、この温泉のおかげといっても過言ではないかと。毎日入りに行きたい。

FullSizeRender-20

そして、Onomichi Ramen Night。尾道ラーメンの反響に驚き!当日は、広島の地酒も振舞いました。ほろ酔いになりながら、たくさんの方と地域のことやデニムのこと、いろいろ話しました。尾道デニムの宣伝だけでなく、尾道ラーメンのように魅力あるコンテンツを一緒に持って行くスタイルは面白いなと思いました。ラーメン番長は、尾道自由大学の“中村校長”。お客さんからは、ラーメン屋さんの方と勘違いされていましたが、この方の本業はラーメン屋さんではありませんので悪しからず。
FullSizeRender-19

会場をお貸しいただいたカオサンゲストハウス別府のオーナー池田さん(右)と、すっぽん居酒屋を経営されているごっちゃん(左)。非常にユニークでございます。最終日に、ごっちゃんの居酒屋へ伺ったのですが、何を食べても美味しかったです。ご馳走さまでした!

11034206_798630440224207_1896496856208312261_n

BEPPU PROJECTさんや、別府で学生時代を過ごした友人などから“別府に行ったら絶対この人には会って!”と紹介された北高架下商店街内のレコード屋さんの日名子さん(右)。町づくりや未来のことについてとても真剣に考えられておられ、これから別府と尾道をつなぐキーマンになると思います。(中村校長と、ブルースリーのネタで大盛り上がりしていた姿も印象的でした)

FullSizeRender-21

DAY.3-6 HITA
日田の思い出。初日の三隈川公園の絶景は奇跡。その後つづく3日間の中で、こんなにお天気に恵まれた日は初日のみでした。会場セッティングの中で、思いついた展示方法“Denim Road”は、三隈川の景観とマッチしていました。
11062323_800712680015983_8849255862254867224_n

今回の日田のキーマン“瀬戸口剛さん”&尾道のお頭的存在の“尾道寅次郎さん”。このお2人が居なければ、今回の日田開催は実現しなかったと思います。この方達の仲間との結束力には頭があがりません。いつも助けられてばっかり。
FullSizeRender-21

そして、売り子のまりこちゃん(通称:はまやん)。今回はいつも以上にメラメラ燃えていました。尾道のこと、デニムのことを本当によく宣伝してくれました。これから、尾道デニムを背負っていく期待のHOPE!!

FullSizeRender-19

まとめ
今回の大分キャラバンは、初の九州地方ということもあり、“ONOMICHI DENIM”がどのような反響を呼ぶかドキドキしていました。しかし、地域の魅力の掘り起こしや、発信(PR)に課題を感じているような他の地方の方との出会いもあり、人のつながりを大切にするデニムプロジェクトの重要性を感じていただくことができました。長い目でみて今後の尾道⇄別府、尾道⇄日田連携を考えるきっかけにもなり、益々地域同士の連動が盛り上がっていく予兆を感じました。

デニムに興味がない方とも、尾道の話題やプロジェクトの話をできる時間が多く、帰る頃には「今度は尾道に行きます」と言ってくださる方もいたりと、対面の醍醐味を感じた瞬間が多かったです。

情報を足で稼ぎ、またその地にあった宣伝方法を探るという地道な広報活動。尾道デニムの根幹を、相手に合わせて伝えていく手法。尾道という町で皆様を待ち構えるだけでなく、自ら出向いていくというキャラバンスタイルは、今後も続けていきたいです。

FullSizeRender-19

ご協力いただきました皆様、今回もお世話になりました!

ー STAFF 濱野まりこの感想 ー
人生初の九州地方
私は今回人生初の九州上陸。高速を走る車内から別府の街並みが見えた瞬間、湯けむりが立ちまくっていて他の国に来たような感動からスタートした大分のキャラバン。最高でした。

別府も、日田も今回のOnomichi Ramen Nightが大好評だったのが印象的です。ラーメンが食べれるデニム屋さん、尾道デニムプロジェクトでしかできないのではないでしょうか?お取り寄せではなくその場で、尾道の人がつくる、尾道ラーメン。現地に食べに行かなくても、こちらからつくりに行く。尾道デニムや、尾道デニムキャラバンの精神に通ずるところがあるな、とやってみて思いました。ご協力頂いた、尾道の方々に心より感謝致します。

IMG_7055

IMG_7139

青空のしたのデニム屋さん
三隈川公園での展示販売も、ゆるっとした雰囲気で最高でした。青空の下で大切に1点物を選んだり、車に詰め込んだNEWデニムの中から、僅かなサイズの差を吟味したり。量販店で何も会話せず一人で試着して買うお洋服ももちろん手軽でいいのですが、こういう選び方もありなんじゃないでしょうか。

IMG_7104_Fotor

IMG_7115

6日間、振り返ると本当に素敵なシーンが多々あり、書ききれません。大分のみなさま、沢山の素敵な出会いをありがとうございました。
(ONOMICHI DENIM SHOP STAFF 濱野)