突然ですが、いくつかある私の2015年の目標の1つにあげているのは、「デニム変態に1歩でも近付くこと」です。
呼び名としては少し危険な雰囲気を感じますが、ONOMICHI DENIM SHOPへご来店の方々はもちろん、キャラバン会場(特に東京)で出会った数々のデニム好きの皆様の中には、自らデニム変態ですと名乗り出る方や、変態をゆうに超えてデニム仙人のような方もいらっしゃいました。
私も元々デニムは大好きですが、皆様にお会いして、デニムという素材そのものや、歴史、ヴィンテージデニムについて等々・・・知識がまだまだであることを身に沁みて感じるとともに、あの皆さんのデニムを語る目の輝きに応えられる知識をつけなければ!と思い、今年は勉強に励もうと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回のタイトルにあります「尾道デニム Rank-C」はこのような雰囲気です。
Rank-Cのデニムは7ランクある尾道デニムの価格帯のうち、上から3つ目のランク(¥32,000 税別)です。なので、かなりいい色落ちということになります。
※尾道デニムの価格の差についてはこちら
https://www.onomichidenim.com/archives/1210
画像のデニムは着用頻度は週4日以上で、着用期間は約半年。リゾルトを既にお持ちの方の中でも休日だけの着用の方は、半年でここまで落ちるとは・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、穿く頻度や穿き方によってはここまでいけますよ。(Rank-A,Bには更に色落ち進行がしているものもございます。いつかご紹介しますのでお楽しみに。)
ーRank-Cデニムの魅力ー
●色落ちのベースが出来ている
ご覧の通り、色落ちのベースがかなりしっかり出来ているのがRank-Cのデニムです。
「色落ちのベース」とは、一般的にあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、尾道デニムのスタッフはよく使っています。全体を俯瞰して見たときに太ももや膝等のアタリが少しだけ他の部分より色落ちが進行していて、若干でもスソやウエスト部分とのコントラストがあればベースができていると判断します。
ベースができていると何がいいかと言うと、その後の色落ちの進行が目に見えるくらい早く感じられるところです。特に太もも・膝は、しっかり動く日に数回履くとそれだけでもおや?っと感じるような変化があるはずです。そうなると、どんどん穿き込むのが楽しくなってくるので、デニム自体に今までそこまでこだわりのなかった方や、デニムブランドのデニムを履き慣れないような女性の方にも、Rank-Cのデニムはオススメです。
●既に、かなり格好良い
先日ご来店頂いたお客様がご試着時に一言目に仰っていたのは「もう、俺のみたい」という言葉でした。
▲中央左の男性のお客様
(着用されているデニムはRank-C)
自分が穿き込んだデニムのように見えるのは、やはり日本人が穿き込んでつくったヴィンテージならでは。同じような体型の人が穿き込んでいるからこそ、サイズさえ合えばまず違和感はありません。ただただ、格好良いです。
冬場は濃いデニムを履いている方が多いので、これぐらい落ちているデニムをさらっと合わせるとちょっとこなれた雰囲気になります。
●グラデーションでリゾルトを揃えるには最適
Rank-Cのデニムが実際にお客様の手に渡っていくのは、リゾルトを既にお持ちで2本目・3本目に購入、という方が意外に多い気がします。(上の写真のお客様もリゾルトの710の同じサイズを1本お持ちでした。)
リゾルトをお持ちの方で、1年半以上穿き込んでまだかなり濃いようであれば、Rank-Cぐらいの色味のものが1本あるとコーディネートの幅がぐっと広がるかもしれません。尾道デニムと自分で1から育てたNEWデニムを同時に穿き込むことで、Rank-CがRank-Aぐらいになる頃には、1から育てたNEWデニムはRank-Cぐらいに落ちている・・・そしたらもう1本NEWデニムを、となるともう3色持ちですね。
▲(左から)NEWデニム,Rank-C(LOT 227B),Rank-A(LOT 152A)
これだけ色味が揃えばどんな色味のトップスでもきっとはまるコーディネートが組めるはずです。
最近リニューアルしたリゾルトのHPにSTYLEページが追加されていましたが、まさにこの感じです。デニムの色味によってこんなにも印象が変わります。
※RESOLUTE Official Site -Style
http://www.resolute.jp/style.html
ちなみに、2本も3本もリゾルトばっかり買うか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、何本も欲しくなる理由がリゾルトには詰まっているんですよ。まずは、店頭でお試し下さい。
そして、ここまでRank-Cの魅力を語っておいて申し訳ないのですが、Rank-C以上の価格帯のデニムは実はもうそこまで本数がありません。お求めの方はお早めに。
また、いい色のデニムの数が少なくなってきている現在、デニムプロジェクト第2弾として昨年7月から約90名の方が日々尾道でデニムを穿き込んで下さっています。
急いでつくろうと思ってもつくれないのが尾道デニム。加工のデニムには絶対に真似できない1本1本の表情の違いを見ていくと、デニムの奥深さがわかります。
ONOMICHI DENIM SHOPでデニムをもっとよく見てみませんか?
あなたも気付けばデニム変態、いや、デニム好きになってしまうかもしれません。
※撮影使用デニム
LOTNo.140A ¥32,000(税抜)
※Rank-Cのデニム在庫状況について(2015/1/12 現在)
サイズによっては在庫がないものもございます。在庫確認をご希望の方は下記までお問い合わせ下さい。
TEL:0848-37-0398 MAIL:info@onomichidenim.com 担当:濱野